これくらいで十分だよね。「IdeaPad Duet」を5ヶ月使用してのレビュー

LenovoのChromebook「IdeaPad Duet」は、2in1型ノートパソコンのChromebookです。
価格はお手頃で、スペックは高くないですがChromeOSが搭載されているので、サクサク動きます。
発売からまもなく1年経ちますが、サポート期間を考えるとまだまだ十分に使える機種ですので、5ヶ月ほど使用してのレビューを書きます。

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スペック

CPUMediaTek Helio P60T 2Ghz オクタコア
メモリ4GB
ストレージeMMC 128GB
画面10.1インチ IPS液晶
1920×1200 マルチタッチ対応
拡張端子USB type-C端子1つ
専用キーボード接続用コネクタ
カメラ背面800万画素
全面200万画素
サイズ本体:239.8mm×159.8mm×7.35mm
キーボード+スタンドカバー装着時:244.9mm×169.3mm×18.2mm
重さ本体:450g
キーボード+スタンドカバー装着時:920g
主な付属品ACアダプター、USBケーブル、キーボード、スタンドカバー
USB type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル

正直、スペック的には高いものではないです。
拡張端子が実質USB type-C端子1つであることを考えても、基本的にはタブレットとして考えたほうが良いかもしれませんね。
ただ、Chromebookですので、このスペックでも十分快適に使用できます。というか下手なWindowsPCやMacよりもサクサク動きます。

長所

動作が軽快→気軽に使える

繰り返しになりますが、スペックの割に動作が軽快・快適です。
これはIdeaPad Duetの長所というよりもChromebookであることからの長所でもあるかと思います。
起動時にややもたつきを感じることがたまにありますが、それでも速さを感じます。
WindowsやMacも起動は早くなってきていると思いますが、スペックを考えるとこの軽快さは驚異的だと思います。
タブレットPC寄りといえばそうなんでしょうけどね。

持ち運びしやすい

IdeaPad Duetは10インチクラスです。
そのため、大きさが比較的コンパクトです。
重さもキーボードとスタンドカバー装着時でも1kgを切っているため、持ち運びもさほど苦にはなりにくいかと思います。
これよりも軽いのを求めるなら予算を上げるか、いっそUMPCかになってきますかね…

ブログ執筆や簡単な作業なら十分こなせる

文章書きだけであれば、十分にこなせます。
日本語変換もGoogle日本語入力(と同等のもの)が搭載されているので、変換に問題を感じたことはありません。 (1)とはいえ、そのことが短所でもある

キーボードは短所でも書きますが、若干残念なところはあります。ですが、10インチクラスであることを考えると仕方ないかなぁと思います。
最も、キータッチ自体は私は好みなので、出先なんかで使うには許容できるのではないでしょうか。

Androidアプリが(必ずではないけど)使用できる

IdeaPad DuetはGoogle Playストアが搭載されています。
つまりAndroidアプリが使用できます!
…とはいえ、SoCとの相性があるのか、インストールできても起動しない・まともに使えないアプリもあるのが事実です…
基本的にはChromeブラウザで使用して、「アプリが使えたらラッキー」ぐらいに思っておくのがいいかと思います。
使えるアプリの中には、簡単な画像編集・動画編集アプリなんかもありますので、スマートフォン並の画像・動画の編集は可能ですよ。

サポート期間が2028年6月まである

ChromebookはOSのアップデート期間が機種によって決められています。
このIdeaPad Duetの場合は発売から約8年間となる「2028年8月まで」サポートされる予定です。
たった8年と考えてしまいがちですが、冷静に考えると8年前のパソコンって普段遣いにも厳しくなっているのが常だと思うんですよね…
そのため、8年間という期間は必要十分であると思います。

注意しなければならないのは、購入から8年間ではないという点です。
ですので、今買っても2028年6月にはサポートを切られます(苦笑

短所

キーボードが少し残念…

10インチクラスというサイズの制約からくるものではありますが、付属のキーボードが少し窮屈です。
主要なキーは大丈夫ですが、右側が明らかにギッチギチです(苦笑

15年くらい前に流行ったネットブックよりは遥かにマシですし、慣れである程度カバーできる範囲ですが…
場合によっては、Bluetooth接続のキーボードを使用しても良いかもしれません…ってか、私は家で使うときはBluetooth接続のキーボードを使うことがあります(

ATOKやローマ字拡張入力「AZIK」は使用不可

私にとってはこれが一番の短所です。
Chromebook…というかChromeOSの制約なのか、日本語入力は標準のもの(Google日本語入力と多分同等)しか使用できません。
そのため、ATOKをインストールすることができません。
ちなみに、キー設定をATOK相当にすることは可能ですので、ATOK風に使用することは可能です。

また、私が愛用している(た)AZIKというローマ字拡張入力方法があるのですが、WindowsやMacのGoogle日本語入力では使用可能にする方法があるのに対して、Chromebookではそもそもローマ字配列を変更することができないため、使用不可能です…
ここは改善(というか改良?)してほしいポイントなのですが、需要は少ないでしょうから期待はしていません…
「こういうものだ」と割り切って使用しています。 (2)まぁ職場のパソコンも共有である関係でAZIK入れることができませんので、割り切ってしまえばなんのことはないですけどね。

拡張性が低い…

IdeaPad Duetには外部接続端子の類はUSB type-C端子1つしかありません。オーディオ端子すら無しです。
そのため、ノートパソコンとして見た場合には拡張性が低いです。
type-Cからオーディオ端子に変換するアダプタは標準でついてきますが、Bluetoothの積極的な活用をしていきたいですね。

Bluetoothで接続できる機器には相性がある?

前の段で「Bluetoothの積極的な活用をしていきたい」と書いておきながら、これを書くのは心苦しいのですが………
どうも接続できる機器には相性があるようです……
私の場合、Bluetoothキーボードやマウス、トラックボール(以前紹介したMX ERGO)は問題なく接続できました。

ただ、Ankerのフルワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Lite」は接続こそ可能でしたが、音が出ませんでした……
これ、原因がよくわかりません…コーデックとかの関係なんですかね……

インターネット接続が(ほぼ)必須

Chromebookの特性ではありますが、インターネット接続がほぼ必須です(苦笑
オフラインでも使用できないことはないですけど…
単独ではインターネットに接続できませんので、外出先の使用ではフリーWi-Fiやテザリング、Wi-Fiルーターの利用が必要ですね。

古いプリンタは使用不可

地味に困るかもしれない問題がこれです。これもChromebookの仕様に伴うものではありますが…
Googleクラウドプリントが2020年12月末でサービス終了した関係で、古いプリンタの使用ができなくなっています。
そのため、OS側もしくはメーカー側でネイティブ対応していない限り、プリンタが使用できません……
Googleではプリンタの使用方法を公開していますので、ここを確認しておくと良いと思います。
なお、うちの場合、非対応プリンタなので印刷はできません…まぁ印刷することがそんなにないから……

こんな人におすすめ

気軽に使えるサブPCを探している人

やはりいちばんおすすめできるのは「サブPCとしての使用」でしょうね。
大きすぎず、起動も早いため、ちょっとした時間や、(ネット環境が準備できる)出先で使うサブPCとしては最適です。
キーボードやスタンドが標準でついてくるのも大きいです。

パソコンは文章中心で画像や動画編集はあまりしない人

多くのブロガーやライトユーザーはここに入ると思います。
文章入力では基本的に問題なく使用できますし、画像編集はトリミングやリサイズ程度なら十分行えます。
そのため、IdeaPad Duetだけで十分ブログの運営は可能です。

動画に関してはAndroidアプリを活用することでできないことはありませんが、「一応できる」レベルに思っておいたほうがいいでしょう。
まぁ、うちのブログで使っているレベルの動画なら十分こなせそうです。

Androidタブレットの更新を考えている人

Androidタブレットの更新としても悪くない選択肢だと思います。
動かないアプリもあるとはいえ、Androidアプリが使用できますし、10インチクラスのタブレットとして考えると必要十分な性能を持っていると思います。

まとめ

このIdeaPad Duetは、私にとっては初のChromebook (3)ChromeOS自体は以前紹介したT100HにCloudReadyをインストールして触ったことがありました。でしたが、予想よりも普通に使えて、いい意味で期待を裏切られました。
今後長く、私のブログ運営のメインPCとしてや、夜勤の休憩時間の暇つぶしアイテム (4)スマートフォンでテザリングしてYouTube見たりとか…wとして活用していけそうです。
ほんと、「これくらいで十分だよね」って感じです。
もちろん、WindowsやMacと比べれば制約があるのも事実です。
そのため、自身の使い方を整理した上で購入を検討する必要があると思います。

余談…他社からも似たような機種が出ている件

このIdeaPad Duetがかなり売れた影響もあるのか、ASUSから同じようなコンセプトの機種「ASUS Chromebook Detachable CM3」が登場してきました。
スタイラスペンが標準で付属していたり、縦横どちらにもできるスタンドが付いていたりするなど、機能面ではIdeaPad Duetを上回る面もあります。
とはいえ、IdeaPad Duetも値下げされてたりしますし、今から買うならどちらを選んでも後悔しないのではないかな…と思います。

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