腱鞘炎対策と称してトラックボールを買ったらおもちゃになった

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30kmのバイク通勤でどうやら腱鞘炎に…?

先日の記事でも触れましたが、30kmのバイク通勤を始めて1ヶ月ほどで右手が腱鞘炎と思われる症状に見舞われました。
わりと痛くて、一時はパソコンを触る気力も無かったほどです。

私のパソコンはMacBook Proなのですが、ポインティングデバイスとしてMagic Mouse(マジックマウス)を使用していました。
Magic Mouseって決して使いにくいわけでは無いんですが、そもそも手を動かすという動作がしんどかったし、トラックパッドは自宅で常用する物ではないと思っている(もともと好きでは無いし)こともあって、別なポインティングデバイスが必要だと痛感したのです。

ポインティングデバイスにはマウスとトラックパッド以外にもいくつかの種類があります。
MacBook Proで使えそうな物というと、トラックボールかペンタブレッドあたりでしょうか。あとゲームコントローラもがんばれば使えるかもしれませんが。
また、最近は人間工学的に考えられた形状のマウスなんかも登場しています。
その中で、ネットでいろいろ調べてみると、手の筋肉への負担が少なく、かつMacでもきちんと使えそうなのはロジクールのトラックボール「MX ERGO」でした。

トラックボールには前々から興味があった

実はトラックボール自体には前々から興味を持っていました。
ケンジントンの四角いやつなんかは真剣に購入を考えたことがあるほどです。
もっとも、トラックボールに対しては「面白そうだけど使いにくそう」というイメージが先行していたのと、そこそこ良いお値段がすることもあって、踏み切れずにいました。
ですが、腱鞘炎が辛いことと、AmazonでMX ERGOが1万円を切っていたのを見て、おもわず衝動買いしてしまいました。

MX ERGOのセットアップは簡単

MX ERGOはロジクールのUnifyingレシーバーか、Bluetoothでパソコンと接続することができます。
Unifyingレシーバーがすこし曲者でして、USBのtype-Aにしか対応していないんですね。
MacBook Proにはtype-Cポートしかないため、アダプタを介する必要があります。
そのため、Bluetoothで接続するしか選択肢が事実上無い状態となります。
ですが、ペアリング自体は付属の説明書を見ながらさほど苦労すること無く行えました。

また、ロジクールの純正ソフトウェアであるLogicool Optionsをネットからダウンロード・インストールすることでより細かい設定も行えます。

思ったより使いやすい!楽しい!

初めて使ったときの率直な感想は「使いやすいし楽しい!」です。
ポインタを動かすのに手を動かさないで良いのは楽ですが、それ以上にボールをグリグリするのが楽しいです。
それに加えて、思ったよりも使いやすくてビックリです。
これはもうある種「おもちゃ」ですね。

確かに細かい操作はしづらいかもしれませんが、トラックボールの横にあるボタンを押すと、精密モードと言って、細かい操作が可能になるため、コピペするときなんかには重宝すると思います…が、使わなくても慣れれば意外となんとかなります。
むしろボールの動かし方である程度調整出来るので、ゲームとかじゃないかぎりは大丈夫なんじゃ無いですかね。

角度を調節できますが、マウスと同じ0度よりは20度の方が楽です。
ここは好みもあるかと思いますが…

なお、MX ERGOでCities:Skylinesをやってみたら遊びにくかったことは記しておきたいと思います(
道路とかが敷きづらかったんですよね…慣れたらなんとかなるのかもしれませんが。

Logicool Flowが便利!

MX ERGO自体というよりも、ロジクールのマウス(キーボード)で使える機能ですが、Logicool Flowという機能がこれまた便利でした。

普段はMacBook Proしか使っていないのですが、テレビにはMac miniを接続していまして、当然、そちらにもマウス(Magic Mouse)とキーボード(Magic Keyboard)を接続しています。
ですので、2台を同時に使用しようとすると、マウスやらキーボードやらが狭いテーブルの上を散乱することになってしまっていました。
また、色分けしているとは言え、Magic Mouseが2台あるため、「あれ?これどっちのだ?」となることもありました。
しかし、Flowを使えばトラックボール1個で両方ともマウスポインタを動かせますので、操作感の違いもなく使うことができます。
しかもコピペもパソコンまたいでできるので、かなり便利ですよこれは…
同じネットワークに接続されているのが条件のようですが、MX ERGOとパソコンとの接続については、BluetoothでもUnifyingレシーバーでもどちらでもかまわないので、非常に便利です。
(Mac miniへはUnifyingレシーバー使って接続しています。)
キーボードも共有できれば良いのですが、こればっかりは無理かなぁ…

欠点を言えばLaunchpadのスクロールがしづらい

Macで使う上での特有の欠点かもしれませんが、Launchpadの横スクロールがしづらいです。
トラックパッドやMagic Mouseなら二本指で横スクロールするだけですが、MX ERGOでは
「画面内でアイコンじゃない所を横方向へドラッグする→クリックボタンを放すと勢いでスクロールされる」のですが、これがなかなか難しい(
動画を撮ってみましたが、正直わかりづらいと思います…

とりあえず比較という事で、まずはトラックパッドでの操作から。

続いてMX ERGOでの操作。

わりとミスってしまうのですが、おわかりいただけるかどうか(は

正直、Launchpad使う時はトラックパッド使います(
Mac miniはどうするかな…Magic Trackpadあるっちゃあるのでそれでもいいんですが(

肝心の腱鞘炎は…

さて、肝心の腱鞘炎ですが、MX ERGOのおかげなのかどうかはわかりませんが(ぉぃ)、割と改善されました。
トラックボールではなく、バイクのスロットルアシストのおかげなのではないかと思いますが…
腱鞘炎が酷いときでも負担無く使用できていたと感じているため、今後も使い続けるつもりでいます。

…というよりも、トラックボール触るのが楽しいから多分このままですね。
モバイル用も欲しいけど、その前にモバイルPCが必要になるからなんとも…(