125ccクラスのスクーターが30km以内の通勤に最適だと思う4個の理由

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PCXでの通勤を2年以上、その中でも片道30km通勤を1年半以上続けてきましたが、125ccクラスのスクーターが30km程度までの通勤であれば最適なのではないかと思うようになりました。

私が持っているPCXは150ccですが、125cc仕様と車体は同じです。
そこで、私の経験を元に、125ccクラスのスクーターが30km以内の通勤に最適だと思う理由を述べていきます。

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その1「渋滞に強い=通勤時間の変動が少ない」

朝夕の通勤時間帯は特に都心部へ向かう方向で渋滞が発生しています。
そんなときに、スクーターなどの二輪車であれば、事故に気をつけながら車と車の間をすり抜けることで、時間を短縮することができますよね。
すり抜ける行為自体は、道路交通法に引っかかる可能性もあり、グレーゾーンですが、実態としては多くの通勤ライダーがすり抜けをおこなっています。

実際、私の場合、片道30kmの通勤で、一般道経由でだいたい40分~55分程度かかっています。渋滞があっても55分程度で移動できます。アグレッシブにすり抜けしていけばもうちょい短いかな…(苦笑
これがもし車であれば、渋滞がなければ最速30分程度ですが、朝の渋滞にはまると1時間20分はかかってしまいます…
通勤時間の変動が少ないことは、無駄な時間を減らせますし、遅刻するかもというイライラも減らすことができます

その2「感染症にかかるリスクが軽減される」

2020年は、新型コロナウイルスSARS-CoV-2による、COVID-19感染症が猛威を振るっています。
そうでなくても、毎年のようにインフルエンザは流行していますし、風疹や麻疹も侮ることができません。
もし、電車やバスと行った公共交通機関で通勤している場合、通勤経路上でこういった感染症にかかるリスクがどうしても高くなってしまいます。
しかし、スクーター通勤をしている場合、通勤経路上で他人と同じ空間になることがほとんどありません
また、自動車と違って、良くも悪くも完全開放空間ですので、(排気ガスの問題を除けば)常に新鮮な空気が身の回りにあります。
こういったことから、スクーター通勤は感染症にかかるリスクを低減できる手段であると言えます。

その3「荷物を積む場所が(二輪としては)多い」

二輪車の欠点として、荷物を積む場所が少ないというものが挙げられます。
しかし、スクーターは、二輪としては比較的積む場所が多いです。
大抵のスクーターには、メットインスペースがあり、そこへある程度の大きさのカバンであれば入れることができます。
もちろん、リアボックスをつければより多くの荷物を積むことができますが、標準状態でもそれなりの量を積むことができるのは、スクーターの利点だと思います。

その4「操作が簡単」

バイクを趣味にしているならともかく、そうでなければやはり複雑な操作はちょっとめんどくさいと感じるものだと思います。
マニュアルトランスミッションのバイクだと、クラッチ操作や、ギアチェンジなとで、煩雑な操作をする必要があります。
スクーターはそういった操作が不要で、アクセルをひねれば前へ進みますし、ブレーキをかければ止まります。
ギアチェンジなどは慣れれば大したことない操作だとは言いますが、毎日の通勤で使うことを考えると、簡単な方がいいのではないかな…と思います

デメリットがないわけではない…が…

もちろん、デメリットがないわけではありません。
私が思うデメリットは次のようなものです。

天候や季節の影響は大きい

やはり、天候や季節に大きく左右される部分は否めません。
夏はとにかく暑いですし、半袖なんか着ていた日には腕が日焼けしてとても厳しい状態になります。
冬は冬で、寒すぎてどれだけ着込んでも暖かくはないですし、雪が積もったり道路が凍結したりしたらもはや二輪では通勤できなくなります。
雨が降ればレインウェアを着なければなりませんし、風が強いと転倒の恐怖と戦わねばなりません。
天候や季節の影響は自動車に比べれば大きく、デメリットと言えると思います。
まあ、よく言えば「季節や天候を全身で感じながら通勤できる」と言い換えればメリットにも…なりますかね?

事故に遭ったときには命の危険が車よりも大きい

二輪車は正しく乗れば安全で楽しい乗り物です。
しかし、二輪車の特性を理解できていないドライバーが多い道路空間では、途端に危険な乗り物になってしまいます。
しかも、一般的な自動車と違って、生身を外に晒して運転している関係上、事故に遭ったときの命の危険は、自動車の何倍も大きいものとなっているのもまた事実です。
このため、慎重な運転が求められたり、事故に遭わないように細心の注意を払う必要があります。

会社によっては二輪通勤禁止の場合も…

会社によっては二輪は危険だという理由だったり、駐輪場が確保できなかったりといった理由で、二輪通勤自体が禁止になっている場合もあるかもしれません。
とくに都市部では駐輪場の確保が難しく、50ccクラスを除いては二輪車の駐輪場が近くにないケースが多々あります。
岡山市内を例に挙げれば、岡山駅周辺では、自転車と50cc原付のみ停めれる駐輪場はいくつかありますが、125ccクラスになると途端に停められる場所が減ってしまう状況があります。
いずれにしても、会社の就業規則等や、周辺の駐輪場事情を勘案する必要が出てきます。

スクーター通勤、おすすめです!

ストレス解消にも役立ち、COVID-19を始めとした感染症対策にも繋がるスクーター通勤。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。