この記事は、ファジアーノのサポカンを要約してみようとしたシリーズの「その5 そのほか」です。
オフィシャルの議事録(pdf)では23ページから最終27ページまでの内容です。
なお、こばしつばさの判断で適宜見出しを付けています。
この記事を読む前に、要約してみようとしたシリーズの目次を読んでください。
津山での展開に関して
質問者10「今年は津山 (1)岡山県津山陸上競技場でネクスト5試合、トップ1試合があった。昨年はネクスト1試合のみ、一昨年は開催が無かった。今年はフロントが津山でのプロモートをしているのが伝わったが、昨年・一昨年はそういう雰囲気が無く、津山の人を取り込もうというのが分からなかった。これからの津山での展開は?」
サッカー教室など地道な活動は津山でも行っている。サポーターの協力でポスターローラー作戦 (2)シーズン前や夏夜祭前、後半戦などで実施。ではポスターを貼って頂くことができている。いろんな地域にポスターを貼って頂く方がいるのは、クラブの強みでもある。しかし地域の様々な活動についてはまだまだ広げていく必要がある。
試合に関しては、トップチームについてはJリーグの基準 (3)岡山県津山陸上競技場は(少なくとも)観客席の面でJリーグクラブライセンスのJ2ライセンスを満たしていない。また2013年のクラブライセンス制度導入以降のトップチームの津山開催は、サポカン開催時点で2015年10月4日J2第35節の水戸戦のみである。もあり、トータルで考えなければならない面もある。ただし、現在でも津山から多くの人が来ており、少しでも増やせるようにしていきたい。
サポカン自体やクラブとサポーターの意見交換について
事前に寄せられた意見「サポカンを開いて頂きありがたい」「ぜひまた続けて欲しい」
質問者11「こういうカンファレンスや、サポーターの意見を直に届けることができる場、ホームページにサポーターへの質疑応答など、全体の意見を受け入れる形を作って欲しい」
今まではサポカンを開いてこなかったが、12年目ということで今回初めて開催した。これまで、アンケート結果や事前にスタッフが個人的に話を聞くなどしてきたが、そういった意見の集約の場も含めて検討していかなければいけないと思っている。どういったタイミングで、どれくらいのスパンで行うかはこれから検討し、進めていく。何らかの形でお伝えしていく。
いろんな人の意見を把握し、次に進んでいかなければならないと理解し、クラブとしてはそういった姿勢でいきたい。
試合の事前情報について
質問者12「試合に来たことが無い人に『来週の試合はどう言う意味づけのあるゲームなのか』という情報を知ってもらう術を何か持てないか。」 (4)この質問は「JリーグラボのJリーグアドバイザー堀江貴文氏出演回において『ライト層を増やす』という話があった。初めて試合を見た人は、観客席とピッチの距離がどうしてもあるため誰がボールを蹴っているのかが分からない。またその試合の持つ意味づけ(対戦相手はプレーオフ進出がかかっているだとか、過去にシーズン最終戦で徳島のJ1昇格を阻んだことがあるとか)を知らないまま観るため、負けてしまうと何も残らない…」などを踏まえた上での質問。
確かに、試合に臨むストーリーなどを知って観るのと知らずに観るのとでは、結果の感じ方が変わってくるだろう。(クラブのスタッフは)選手の声や監督の考えなどを間近で聞けるため、うまく伝えられるように考えて行きたい。
ホームページ・SNSについて
質問者13「2014年6月から7月にかけてホームページについてのアンケートが行われた (5)「ファジアーノ岡山オフィシャルウェブサイトに関するアンケートのお願い」参照。回答期間は2014年6月21日〜7月13日であったが、その後も特に何も変わっていない。これはJリーグの村井チェアマンの言うオフィシャルウェブサイトをJリーグで仕様統一する話と関係があるのか (6)このソースは見つけられませんでした…ちなみに他競技ですが、プロ野球パ・リーグの各球団のウェブサイトは、全ての球団のサイトをパシフィックリーグマーケティング社が管理していて仕様が統一されている事例があります。」
アンケート結果を基にホームページのリニューアルを進めていたところ、Jリーグが共通基盤を整えて仕様統一していこうという話が来た。そうなると「リニューアルしたあとに更にリニューアルする」という事になってしまうため、タイミングを図っていた。Jリーグの基盤を整える話が進んでおり、本格的に動けば来シーズン辺りにはリニューアルできると思われる。
タイミング的には、早くしていきたいという所でJリーグの話が来たため、結果として遅れた形になっている。情報発信は非常に大事なところだと考えており、しっかりとやっていきたい。
質問者13「現在、ファジアーノのSNSでの発信はLINEのみとなっているが、なぜLINEのみなのか、なぜLINEを始めたのか。LINE以外のSNSの活用の予定はあるのか」
現在はLINE (7)LINEアカウントについては「ファジアーノ岡山 LINE@アカウント開始のお知らせ」参照だけだが、Facebook、Twitter、Instagramなどいろいろあると思うが、それぞれメリット・デメリットがある。
LINEは、クラブが伝えたい情報をダイレクトに届けることができるため、これを選択した。
Facebookは、コメントを書き込むことができる。良いときはいいが、悪いときにマイナスなコメントが増えるとページ自体にマイナスの雰囲気が出て、良い物が良くなくなってしまうことがある。
それらのメリット・デメリットを考え、今後増やすのか、このままで行くのかを踏まえて検討していく。
質問者13「J’sGOALが一旦閉鎖になって (8)J’sGOALはJリーグの公認ファンサイトだったが、Jリーグ公式サイトと統合され2015年1月31日限りで閉鎖になった。しかしファン・サポーターから公式サイトの統合当初の不具合等もあって復活を望む声が相次ぎ、2015年10月26日に復活した。以降、試合後の監督・選手コメントが読めなくなった。4月1日の大宮戦以降、ファジアーノ岡山のオフィシャルスタッフブログでファジアーノの監督・選手コメントが読めるようになったが、なぜ公式サイトでは無くスタッフブログでやるようになったのか」
J’sGOALの廃止に伴いクラブ側でコメントを出していこうということになったが、クラブの公式サイトのニュースの方に出すとどんどん埋もれてしまうため、日付を選択することができるため、あとからでも振り返りやすいブログの方へ掲載することにした。
References