看護師国家試験を受験したら、ほとんどの人が数日以内に自己採点を行うことと思います。
その自己採点で、点数が少なく「やばい落ちたかもしれない…」と不安になる受験生は少なくありません。
またマークミスや不適切問題の扱いなどが不安でしかたがない人もいるのではないでしょうか…
そこで、国家試験受験後から、合格発表までの約1ヶ月の間、どうすごしたらいいかを紹介します。
自己採点は参考にしかならない
まず最初に言いたいことは、自己採点は参考にしかならないということです。
国家試験の解答は合格発表までは基本的に発表されません。
各予備校では発表された問題を元にして解答速報を出しますが、解答がブレる問題が多数出ます。
私自身、第104回を受けたときの自己採点は一般状況問題において最大で30点近く幅がありました。
※実際には一般状況問題は197点でした。
そのため、自己採点はあくまで自己採点として、あまり気にすぎない方が良いと思います。
神(厚生労働省)は気まぐれ
例えば2019年の第108回でも起きましたが、予備校などの解答予測が割れ、不適切問題ではないかとされる問題がほぼ必ず出現します。
こういった問題について扱いを決定するのは神…厚生労働省です。
厚生労働省は気まぐれです。
学校や予備校の先生が 「この問題は不適切になると思う」と言っていても、解答が出てみると不適切にならない…なんてことは起こりえます。
そのため、不適切っぽい問題は「自分が解答した答えが正解になる」と神の気まぐれに祈るしません。
また、各予備校が発表するボーダーラインはあくまでも予測です。
絶対とは言えませんが、多くの場合、実際の合格ラインは予備校の予測よりも低くなります。ですので、自己採点が低くても気にしすぎたらダメですよ?
今までやってきたんだから必ず合格すると信じる
「なんとかなるよ、ぜったいだいじょうぶだよ」(cv丹下桜)
…カードキャプターさくらの木之本桜のセリフを引用してみました (1)国家試験を受験する多くの現役学生には伝わらないのではないか疑惑… が、この気持ちが大切です。
国家試験を受験した方は、眠い授業、なんでこんなことしないと…と思うような演習、理不尽にそしてボロッカスに言ってくる指導者のいる看護実習、実習が終わるとおびただしい数の模擬試験や補習授業などなど……思い出したくもないような事を経験してきましたよね?
これらのツラい体験を乗り越えて、国家試験の受験会場に行き、そして解答したわけです。
ここまでやってきたんだから、必ず受かります!
落ちたときのことは“一回だけ”考える
ここまで書いておいてなんですが、落ちたときのことは、合格発表までの間に一回だけ考えておきましょう。
もう一度受験するのかしないのか、内定先にはどう連絡するか、一人暮らしの場合は生活費をどうするかなどです。
私も一度だけ考えました。落ちたら介護福祉士として早急に仕事を探し、奨学金を返そうと思ってました(
ただし、考えすぎることはよくありません。ネガティブな事を考えすぎると精神的に疲れてしまいます。
だから一回だけ、です。あとは合格する前提ですごしましょう!
だってあんなツラいことを乗り越えて来たんですから、合格しないわけがないです!
もしも必修の点が取れていなかったら……
必修問題(と思われる問題)が8割に達していない場合は…非常に恐怖を感じていることと思います……
よっぽど低い場合 (2)7割以下しか取れていない場合 は、申し訳ありませんが、落ちたものと考えて早めに行動した方が良いと思います。
来年また受けるにしても、早めに動いた方が良い結果に繋がると思うからです。
特に必修の点が取れていない場合、基礎的な知識という部分で決定的に不足していると自覚するべきです。
ただ、38点・39点あたりですと悩ましいところですね……
学校の先生に相談するか、内定をもらっている病院に正直に話してみてからになるかと思います……
きっとサクラサク
9割以上は合格する試験です。
国家試験を受験した段階で、ほぼ合格したようなものの試験ですよ。
だから一般状況問題の自己採点が低いからと言ってもあせることはありません。
合格発表の掲示板に自分の受験番号があることを確認するだけです!
大丈夫、きっとサクラサク!
References