看護連盟って加入する意味あるんだろうか?退会しようと思ったその理由

看護師として働き始めて以来、加入していた看護連盟ですが、思うところあって今年度一杯で退会しようと思っています。
なぜ看護連盟を退会しようと思うのか、看護連盟とはどう言う物なのかを紹介しつつ、加入のメリット・デメリットを紹介します。

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看護連盟とは

看護連盟(日本看護連盟)とは、看護師の政治団体です。厳密に言うと、「日本看護協会の掲げる理念と政策を実現するために政治活動を行う政治組織」です。
看護連盟は政治団体であり、看護協会の政策を国会や地方議会に届けるべく、看護連盟として議員を推薦したり、あるいは支援したりしています。
なお、加入は任意です。加入する上で看護協会に加入していることが前提になっています。

なぜ日本看護協会ではなく看護連盟が政治活動を行うのか

看護協会は職能団体です。様々な研修活動を行ったり、災害支援や看護領域の開発などを行っています。
元々は看護協会として様々な政策提言活動を行っていたようなのですが、看護職の環境改善や地位向上のためには政治力が必要であるという理由から、政治活動を行う政治団体として看護連盟を立ち上げたという経緯があります。
このような関係を取る職能団体は、日本医師会(職能団体)と日本医師連盟(政治団体)などに見られます。
当然ですが、看護協会も加入は任意です。

看護連盟の組織形態

看護連盟は各都道府県に支部があり、連盟の会員はどれかの支部に所属する形になります。
岡山県の場合は、県内をいくつかの地区(市、あるいは郡域ごと)に分割し、それらの地区に各病院・施設の連盟会員が所属している形になっています。
運営上は、病院・施設の連盟会員の代表が地区や県の連盟の会議に参加し、病院・施設内では部署毎やある程度のまとまり毎に連絡員が配置されています。
連絡員は連盟の行事や政治活動などを連盟会員へ伝えたり、参加を呼びかけたりする役割を担っています。
私はこの連絡員をやったことがあります。

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看護連盟の活動の実際

政治団体のため、様々な選挙において、看護職の代表が立候補している場合には支援が行われます。
国政選挙の場合は、小選挙区にしろ比例代表にしろ、看護連盟が一丸となって候補者を支援します。
地方選挙の場合も同様の支援が行われます。
これらの支援活動は、例えば次のような物ですね。

  • 選挙ボランティアへの参加
  • 後援会への加入

また、日本では1955年以降、基本的に自由民主党が政権を担ってきたことから、看護連盟は自民党を支援する組織として動いています。
時には自民党サイドから看護連盟として候補者の擁立を依頼されることもあるようです…(未確認情報)

なぜ看護連盟を退会しようと思ったか

メリットが見出せない

看護連盟は繰り返しになりますが、政治団体です。そのため、政治活動に参加することになります
それは同時に安くない年会費(岡山県の場合8000円)を払って、さらにプライベートを削って選挙活動を行う事を意味します。
私は選挙で投票する際に「自分の生活に対して一番得するのは誰か」と言う基本的な考え方を軸にしています。
そうすると、自分の選挙区ではない候補の応援を行う事は「自分の生活に対して得にはならない」という考えに繋がります。
もちろん看護職の代表が議会にいることが重要なのは分かります。
ですが、私が看護師として活動しているのは仕事だけです。ブログで看護師のネタを書くことはありますが、あくまでネタなだけです。
むしろ自分の生活圏(=自分が投票する選挙区)の代表が、地域のニーズを議会に持って行ってくれることこそが、自分の生活に対して得になると考えます。

さて、来年は統一地方選挙で岡山県議会議員選挙があるようです。
現在、自分の住んでいる場所は倉敷市玉島ですが、職場は岡山市です。看護連盟としては職場基準になるため、岡山市での活動が中心になります。
そうなると、岡山市のニーズを議会に持って行く手助けをするのは、私の得にはならないんじゃないかなと考えてしまいます。
看護師の代表を送り込むという意義は分かりますし、もちろん看護師の代表が政治の場にいることは重要だと思います。
しかしそれ以上に自分の生活圏の代表ではない人を応援することのメリットが私には見出せませんでした。

年会費が高い・プライベートを削られる

少し触れましたが、岡山県の場合、看護連盟の年会費は8000円です。
しかしこれ以外に、看護協会や、診療科ごとの看護師の団体の会費があったりします。
個人的には、看護協会はやはり加入するメリットはあるのではないかと思います。研修活動もそうですが、政策提言活動や災害支援と言った部分でもサポートできると思うからです。
しかし看護連盟はどうでしょうか。何度か連盟の研修や会合に参加しました。内容自体は興味深い物もありましたが、「ちょっとこの人は応援したくないな」という候補も応援しなきゃいけないのかと思うと憂鬱に感じる事もありました。
個人的には、オフはキチッとオフにしたいと考えています。わざわざプライベートを削って参加して憂鬱な思いをさせられるのはちょっと耐えられません。
年会費も高いし、それならいっそ入らなくてもいいじゃんって思います。

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待遇は改善されたかと考えると憂鬱になる

待遇改善や看護職の地位向上に対して、看護職の議員が必要だという趣旨は理解しています。
そして私の職場は看護連盟活動に(それなりに)力を入れているようです。
しかし国会や地方議会に訴えるよりもまず病院の経営陣に言うべきことがあるのではないかと思ってしまいます。
職員は減る一方なのに求人の条件はここ数年変化が無く、配置基準ギリギリで働かされると正直しんどいです。
この上さらにボランティアを強いられる連盟活動に時間を割くぐらいなら、むしろ給料分だけ働いてさっさと帰った方が身のためだと思います。
通勤時間が延びたことですし、余計にそういう考えが強くなりました。

政治に興味が無いわけでは無いんだけど…

私自身、政治活動自体に興味が無いわけではありません。選挙権を持った20歳以降、投票出来る全ての選挙で投票し続けています。
でもやっぱり連盟のメリットが見出せない…活動に参加すれば参加するほど、連盟との温度差を感じて仕方ありません。
政治に興味が無いわけでは無いんですけどね…金銭面も考えるとな…ってなります…・・

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