昨年9月下旬から片道30km通勤を始めて7ヶ月が経ちました。
PCXの走行距離もどんどん伸びて先日15000kmを突破しています。
三交替勤務の看護師をしている私が、PCXで片道30km通勤して直面した課題や解決方法などを紹介します。
夜勤の行き帰りが危険
三交替の病棟のため、夜勤にも準夜勤務・深夜勤務の2種類があります。
大雑把に言えば、夕方から真夜中まで仕事をするのが準夜、真夜中から朝まで仕事をするのが深夜ですね。
以前、ざっくり夜勤について紹介していますので、そちらも参照いただければ思います。
三交替では真夜中に走行することが避けられません。また、深夜勤務明けは言わば徹夜明けで運転するような状態です。
そのため、それぞれの場面で危険があります。
夜の岡山バイパスが危険
準夜勤務の帰宅時と深夜勤務の出勤時は、23時台・25時台に走行することになります。
どちらも真夜中ですので、交通量は少なめです。そのため、比較的スムーズに移動することはできます。
しかし、途中で通る国道2号線岡山バイパスは、トラックの数が多く、また制限速度を軽くオーバーしたスピードで走行する車も多いため、かなり危険を感じます。
特にスピードに関しては、制限速度が60km/hの所を、80~100km/hぐらいで走っているのでは…と思われる車も多々見受けられます。
制限速度付近で低燃費走行を心がけている私としては、かなり危険を感じます。
対策:他の道を通る
後述しますが、深夜勤務時についてはPCXでの出勤を取りやめていますので、準夜勤務の帰りの話になります。
25時台はどの道も空いています。また信号も点滅になっていることが多いです。
そのため、通る道による時間の違いが朝夕よりは大きくありません。
そこで準夜勤務の帰りは、旧2号線を通るなどして岡山バイパスを避けたルートを使用しています。
深夜勤務明けは眠すぎて危険
深夜勤務は真夜中から朝までの仕事です。
前日は休みになっているので、夕方早い段階から寝ておきます。それでも、仕事が終わった朝9時頃は非常に眠いです。
そして、この朝9時頃は、普通の人の出勤ラッシュの終わりかけにあたり、交通量が多いです。
眠く判断力が落ちていて居眠り運転になりかねない状態で交通量の多い道を走るのは、自殺行為であると言わざるを得ません……
対策1:深夜勤務の数を減らしてもらう
深夜勤務をしなければ朝眠いときに帰宅する必要はないわけです。
そのため、師長にお願いして、数を減らしてもらいました。
過去には、1ヶ月に夜勤が14回あって、そのうち10回深夜…なんて月もありましたので、減らしてもらう事で朝帰宅する機会を減らすことに成功しました。
もちろん、夜勤手当がその分減るのですが、そこは仕方ないところですね……
対策2:深夜勤務の時は別な交通手段を使う
どうしても深夜勤務に入らなければならないこともあります
そういったときは、PCXを使わずに公共交通機関で出勤しています。
深夜勤務時でも、なんとか公共交通機関で出勤可能なので助かっています。
もっとも最寄り駅(新倉敷駅)まで歩くのは非現実的のため、自転車か車かPCXで出る必要があります。しかし、30kmをPCXでいくよりはまだマシです……
公共交通機関が使えなくなった場合はどうしましょうかね……
疲労は思ったよりない
距離は片道30kmですが、走行時間にするとだいたい45分~1時間程度になります。
そのため、かなり疲れるのでは…と思っていましたが、身体が慣れたのか、思ったよりは疲労はありません。
以前にも投稿しましたが、PCXでの移動自体を趣味として位置づけているため、いいストレス解消にもなっていると思っています。
たまに煽られる(というより無茶な割込をされる)
PCXは50ccの原付より大きいとは言え、ビッグスクーターと言うには多少小さめです。
また、基本的に制限速度付近で流すこともあってか、後ろから煽られることがたまにあります。
右側の車線へ移ってくれたらいいんですけどねぇ…たまに原付と勘違いしているのか無理な追い越しかけられたりするんですよね……
さらに、どう考えても危険だというタイミングで、私の走っている車線へ入ってくる車が少なくありません。
おそらく、こちらが死角に入ってしまったタイミングだとは思うのですが…
百歩譲って、ウインカーをつけて車線変更してくるのであればまだなんとかしようがありますが、ここは岡山県です。
ウインカーつけずに車線変更する車があまりに多く、危険極まりない場面に2日に1度は出会います……
トータルとしては満足度高いです
通勤の行き帰りで仕事モードとプライベートモードの切り替えができるため、全体的には満足度が高いです。
まぁ通勤時間が増えたのは欠点なんでしょうけど、都市部なら片道1時間の通勤とか普通ですしね…
電車ではないので、できることは限られますが、移動自体を趣味にしたからこその満足度かなぁと思います。
深夜勤務がしづらくなったり、危険な目にあったりといった部分は確かにありますが、今後も続けていくつもりです。
…まぁ、子ども生まれたら育児休業取るのでしばらく乗る機会が減るんですけどね……(苦笑