看護実習、辛くない?どうやって乗り切るか、私の考えを紹介

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看護学生のみなさん、看護実習、辛くないですか?しんどくないですか?
私も学生時代、看護実習がイヤでしんどくて辛かったです。
それでもなんとか乗り切って、ギリギリで単位を取得しつつ、無事に卒業し看護師になることができました。
実習が辛いとき、どうやって乗り切っていけば良いか、私なりに紹介します。

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看護実習に合格しないと卒業出来ない事実はある

これはもう避けようもない事実です。
看護学校を卒業するためには、座学や学内演習の他に看護実習を全て合格し単位を取得しないと卒業ができません。
卒業ができなければ、看護師になることもできません。
そのため、例えどんなにイヤでも、辛くても、しんどくても合格しないといけないという厳然たる事実があるわけです。
多くの看護学生はこの事実があることで、さらに辛い思いをするわけですが…私も含めて……

看護実習と実際の仕事の違いの一つは記録をどこで書くか

看護実習と、実際に看護師として働く場合において、大きく違うのが記録をどこで書くかです。
病院によって多少違う所はあるかと思いますが、最近はある程度正確かつ簡略化した記録を書くような流れになっているかと思います。
また電子カルテを導入済みの病院では、基本的にパソコンのキーボードを利用して入力するため、手で書くよりもより早く、より正確に書くことも可能です。
受け持ち患者の人数は確かに学生よりも多いですが、その分、日々の記録はある程度簡略化する傾向ですね。
そしてそれらの記録は、職場で全て終わらせるわけです。

一方、看護学生の記録は手書きである場合が多いです。 (1)中にはパソコン出力OKの学校もありますが。
また、日々の記録だけでなく、受け持ち患者の情報やアセスメント、関連図、看護計画、学生カンファレンスの記録などを、実際に仕事として行う場合よりも遥かに短い時間で書き上げなければならない状況があります。
しかも学生の記録は実習時間が終わってから自宅で書き上げるという状況ですよね。
自宅で行わなければならない状況が、帰宅後のプライベートの時間を削ることになります。
場合によっては睡眠時間も犠牲にし、疲労が取りきれないまま次の日の実習にいく…と言う悪循環に陥り、それが結果として辛さを生み出してしまいます。

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看護学生にキツく当たってくる指導者は大抵アホ

実習に行くと学生に対してキツく当たってくる指導者(やつ)いますよね?
そいつらは大抵アホ
です。自分の立場を分かっていません。

看護学生は学生ですが、同時に将来の同僚になるかもしれない存在です。
また、就職が決まっていない学生の場合は実習の印象が応募の決め手になることも少なくありません。
そんな中で、学生に対して意地悪にも程があるっていうぐらいキツく当たる指導者(やつ)がいたら、そこに就職しようなんて考えますか?考えませんよね。
キツく当たってくるやつは、そういう部分にまで考えが及ばない残念な人間なのです。
そのため、「こいつはアホやな」と心の中で馬鹿にしておきましょう。
これくらいでちょうど良い
です。

もちろん、中にはちゃんとした理由を持って指導をしてくださる方もいます。
そういう人はちゃんと話ができます。ちゃんと「こうだからこう」と単なる感情ではなく納得のいく理由があります。
私自身、指導を受けた中で「あの人は厳しかったけど、ちゃんと教えてくれた」と今でも思う看護師・指導者がいます。
そのため、ただ単に厳しいからと言ってむやみやたらにアホレッテルを貼るのはやめておきましょうね。

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辛い中でも一つの希望を見つけよう

心の中で馬鹿にしても辛いものは辛い…そうであればか一つの希望を見つけましょう。
これは実習中の事でも、プライベートのことでもかまいません。

実習中の事であれば、例えば受け持ち患者さんの回復であったりとか、アセスメントが完璧にできたとか、そういうことでしょうか。残念ながら私にはそういう経験はありませんが……
プライベートであれば、それこそストレス解消に運動をする、スポーツ観戦をする、アイドルのライブに行く…などあらゆることがありますよね。
毎日が辛い状態だと精神的に病気になってしまいます。
ですので、ガス抜きしてやることは大切です。

辛い実習は本当に看護師になりたいのか考え直すチャンスではあるが…

それでも辛い実習があることも事実です。
そういったときは、自分が本当に看護師になりたいのか考え直すチャンスでもあります。
私自身、辛い実習中に「看護師になるのを辞めよう」と考えたことは両手の指では足りません。むしろ実習中は1日に2〜3回は思ってました。

しかし辛いからと言って安易に諦めて良いものでしょうか?
基本的には決断は早い方が良いと思っています。以前にもそういった内容の記事を書きましたしね。
しかし、看護実習に関してはちょっと思いとどまって欲しい部分もあります。
看護実習は辛いだけではありません。
患者さんと関わりが持てて、情報収集がうまくいって、看護計画もそれなりに実行できて、患者さんが退院するときに「ありがとう」と言ってもらえる…こういう実習もまた存在します。
そもそも、看護師になりたくて看護学校に通っているわけですから、実習は実習として割り切ってしまうこともまた大切なのではないでしょうか。

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奨学金などで絶対看護師にならなければならないときは…

私の場合、病院奨学金を受けていた関係で、看護師になる以外の道が存在しない状態でした。
そのため、辞めたくても辞めることができない状態であったと言えます。
私の場合、休日である土日のどちらかは完全に実習のことを忘れるようにしていました。当時はファジアーノ岡山の試合観戦を月2回以上していましたし、アウェー戦の中継も見ていましたから、そこが軸になっていましたね…
適度にガス抜き、ストレス解消になることをしないと本当に追い詰められます。
そのため、四六時中、実習のことを考えるのではなく、意識的に実習のことを忘れることが大切だと思います。

国家試験に合格して見返してやれ!

国家試験に合格すれば、どれだけキツかった看護実習も報われるものです。
もちろん、就職してからも厳しい事は多々あります。ですが、資格を取ってしまえばあとから転職なりなんなりどうにでもなります。

それと考え方を変えましょう。
「なんかキツくいってくる指導者(やつ)はアホだ、こんなやつにでも取れる資格なんだ」
「実習記録はキツいけど、仕事ならここまでやらなくていいんだ」

ね?こう考えたら国家試験に合格できると思いません?
キツくいってきても合格して見返してやりましょう。アホなやつでも取れる資格なんですから。

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