これを読んでいる社会人の皆さんの中で、仕事中、眠気を感じたことの無い人は多分いないのではないかと思います。
私も、出勤すると一度や二度は必ず眠気に襲われます。
眠気を感じたままでは仕事のクオリティが落ちますし、またミスもしやすくなります。
しかし一方で、仕事中にまとまって仮眠を取ることができないのも事実です。 (1)二交替夜勤では仮眠時間がありますが、それでも十分ではないでしょうね…
そこで、簡単に実践できる眠気対策をピックアップしてみました。
眠気に襲われる理由、それは体内時計のズレ
そもそもなぜ眠気に襲われるのでしょうか。
人間のみならず生物にはサーカディアンリズム(概日リズム)と言う、おおよそ24時間周期で繰り返される生理現象があります。
体内時計とも言いますね。
このサーカディアンリズムは、外からの刺激、例えば光や温度、食事の時間などによって常に修正されています。
通常、多くの人は「朝起きて、夜眠る」生活を送っています。そこで、朝起きたときに日光を浴びることで体内時計がリセットされると言われています。
しかし、何らかの理由でサーカディアンリズムがずれたり乱れたりすることがあります。
分かりやすい物で言えば夜更かしでしょうか。海外旅行をしたときの時差ぼけも含まれますね。
私のように交替勤務によって、通常であれば寝ている時間に仕事をすることもそうです。
いずれにしても、サーカディアンリズムの乱れが、眠気を感じてはいけない時に眠気を感じる原因になります。
私が眠気に襲われるタイミング
ここで、私の事例を紹介します。
私が仕事中に眠気に襲われるのは次のような場面です。
- 黙々と記録を書いているとき(勤務時間帯を問わない)
- 昼食後の休憩時間
- 深夜勤務の休憩時間
- 深夜勤務の際、朝食が到着する前の準備が終わり待機している時間帯
…こうしてみると身体の動きが少ない場面が多いですね。
そもそも規則正しい生活ができないため、サーカディアンリズムが崩れっぱなしになるのが、三交替勤務のつらいところです…
サーカディアンリズムを戻せない私が取っている4個の眠気対策
サーカディアンリズムは崩れっぱなしのため、そこを整える事はなかなか難しいです。当然、仕事中に眠気が襲ってきます。
私が仕事中に眠気が襲ってきたときに取っている対策をまとめてみました。
歩く
特に記録を書いている時の眠気に効果的な方法です。
記録を書く作業はどうしてもテーブルに向かって黙々と行う様になります。
すると身体の動きが少なく、また頭を使うとは言え、なかなか書くことが思いつかず、次第に考えるのが面倒になって眠気を感じてしまいます。
しかし、ある程度の所で切り上げて、歩いたり身体を動かしたりすることで、気分転換になり、結果として眠気が吹き飛んでしまいます。
眠気を感じる時は脳の血流量が低下しているという話もあります。足に溜まりがちな血液を脳へ送ってやる意味でも、歩くことは効果的です。
ちなみに、突然歩き出すとさすがに変に見られるかもしれませんので、例えば点滴を見にいったり、巡回したり、トイレに行ったりと、何か理由を付けて歩いた方が良いかと思います(;^ω^)
コーヒーやエナジードリンクを飲む
これはもう分かりやすいですね。カフェインの興奮作用を期待しています。
ただカフェインには利尿作用があり、トイレが近くなると言う副作用があります。
さらに特にエナジードリンクは常用すると効きが悪くなります。(経験者)
エナジードリンクには大量にカフェインが含まれていることもあり、過剰にカフェインを摂取すると動悸や下痢、吐き気といった症状が表れます。(経験者)
カフェイン依存症に陥ったり、最悪のケースでは死亡してしまうこともあるそうです。
そのため、ここぞというときにだけ繰り出す、伝家の宝刀みたいな位置づけにしておくのが良いでしょう。
私は職場の職員用冷蔵庫にエナジードリンクを1本常備するようにしています。勤務中あまりに眠いときのお守り代わり、ですね…
5〜15分だけ寝る
ある程度余裕のあるときは休憩時間の中で仮眠を取ってしまいます。
よくやるのは、椅子に座って、20分後ぐらいにアラームセットしたスマホを握って寝る…ですかね。
なにもしないよりはマシという感じです。
誰かに話しかける
その時のメンバーにもよりますが、わりと離しやすい同僚と勤務しているときはいっそ話しかけてしまいます(
仕事の内容でもいいですし、雑談レベルの話でもいいのですが、とにかく話していると頭を使うのでそこそこ眠気が飛びます。
規則正しい生活ができないからこそ…
私のような交替勤務をしている人の場合は、規則正しい生活とは無縁になってしまいます。
そのため、様々な方法の眠気対策を知っておくことで、仕事を乗り切れると思います。
もちろん、大切なのは、しっかりと睡眠時間を取ることですけどね。
References