大学で留年するぐらいなら中退しろ!

大学生活の中で「行き詰まり」を感じている方はいませんか?
進級の関門に引っかかりそうだったり、あるいはすでに絶望的な状況だったり……
そういった時に家族や友達、あるいは先輩や先生に相談したらきっとこういう答えが返ってくるでしょう。
「せっかく大学に入学したんだし、留年してでも卒業した方がいいよ」
「中退は高卒と同じだから、今後の人生で不利になる」

ですが、私はあえてこう言います。

大学で留年するぐらいなら中退しろ!

私自身、大学留年と中退を経験しています。
その経験の中からどうして留年するぐらいなら中退した方がよいのかを述べます。

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留年は学業に対するやる気の無さの表れである

早速ですが、学生が留年する、つまり次の学年に進級できない・卒業できない原因はなんでしょう?
素行不良であったり、海外留学したり、あるいは病気で通うことができなかったりしたというのでなければ、大半は「成績不良による単位不足」からではないでしょうか。
試験やレポートなどの成績が悪く、規定の単位が取得できないために進級・卒業できないから、留年するのではないですか?

ではなぜ、単位不足に陥るのでしょうか。
単位不足に陥る理由はさまざまだと思います。
講師が厳しすぎるということもあるかもしれません。でも全員が単位を取得できないということはそうそう起こりませんよね。
15回の授業をきちんと理解していれば取得できる単位を落とすわけですから、学業に対するやる気が無いと言わざるを得ません
研究活動が単位認定されるような講義の場合でも同様のことは言えます。
きちんとやってればそれなりの質の物ができるはずなのに、それをやらないというのは、もはや大学に通う意味がないと言えるでしょう。

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留年して大学に在籍することは言わば「甘え」

せっかく合格したのだから、卒業さえしてしまえば大卒として扱われる…とにかく卒業しようと考えること自体は決して不思議ではありません。
しかしよく考えてください。
普通にやってる人達ができることをあなたはできなかった。
単位を取得できずに進級・卒業が困難になった。
翌年取れば大丈夫…でも本当に単位を取れますか?
だって、やる気が無くて取得できなかった単位を翌年、ちゃんと取れるなんて考えにくいですよ。

確かに、大学は最長8年在籍できるかもしれません。
でも大半の大学生は4年で卒業するところを、成績不良のために5年以上かける時点で、大学の教育システムに適合しない人間だと思います。
そんな人間はさっさと中退して、現実的な職業選択を行うべきではないでしょうか。

留年することによる経済的・時間的損失

留年することによる経済的・時間的損失も考慮するべきでしょう。
確かに、中退すると大卒資格は取れなくなりますので、就職する際に不利になったり、給料が低くなったりということは起こりえます。
しかし、留年することで1年間(場合によっては半年、あるいは1年よりも多く)時間を費やすことも事実ですよね。
経済的にも1年間の学費や生活費などを浪費します。
また、留年した直後だけでなく、将来にわたって留年した事による損失は続きます。

私の経験から…

少し私の話をしましょうか。
私は大学1年生を3回経験し、最終的に5年間在籍して中退しています。

大学に進学し実家を出たことと同時に、知人が一人もいない大学に進学したことで、大学に行くモチベーションが維持できなかったのが元凶と言えるでしょう。
また、サークル活動にも参加しましたが、うまく馴染むことができなかったということも理由に挙げられますかね。
またバイトもかなりしていました。
いずれにしても、大学1年目の後期の段階で講義への出席回数が減り、出席点が問われない講義でも授業の内容が分からないことから、結果的に単位を落とし続ける事となりました。
大学に行かないときは下宿先のマンションに引きこもっていました。バイトは2度目の留年が確定した段階で辞めました。

2度目の留年が確定した際、父より中退することも選択肢として示されましたが、半分意地になって留年を選択しました。
なんとか2年生への進級の関門はクリアし、次の関門は卒業研究開始の関門のため、3年生までの進級は無条件でいけることとなりました。

しかし、3年間、ちゃんと大学に通えていない人間が、その後も単位を取れる訳では無く……
結局、その2年後、卒業研究開始の関門がクリアできない事となりました。
大学は8年間在籍できますが、すでに5年目が終わっています。
残り3年間で取得しなければならない単位数を計算すると、3年間毎学期一つも単位を落とすことなく取得し続けなければならない状態であり、これはとうてい不可能な状態でした。
転学部・転学科も選択肢に挙がりましたが、既得単位数や在籍年限の問題がありました。

私には中退して全てをやり直すしかない状態となっていたのです。

中退後に、紆余曲折の末、専門学校で介護福祉士、さらには看護師資格を取得し、現在に至るわけです。
しかし、もし最初の留年、あるいは2度目の留年の際に中退していれば、もっと早い段階で人生を修正することができたでしょう。
結果的に現在、看護師としてそれなりに働くことができ、結婚し息子も生まれましたが、他の人よりも遅く社会に出たことによるデメリット((貯金の少なさ、社会経験の少なさ)) を感じる事が多いです。

留年はデメリットが大きい

私自身の話が長くなりましたのでまとめましょう。

留年することによって、直接的に、学費や生活費が増えることは当然予想できるかと思います。
しかしその後、社会に出るタイミングが遅くなることで、生涯賃金が少なくなったり、年齢に対する社会的地位が低くなったりしてきます。
そしてこれらは、見える見えないにかかわらず、ずっと尾を引きます。
もちろん、それらを打ち消して余りある職業(例えば医師)を目指しているのであれば、留年することによるデメリットは小さいと思います。
しかし、そうでないのならば、留年して時間を無駄に消費するよりも、早い段階で中退して次の進路を見つける方が人生をトータルで見たときには時間的にはもちろん、経済的にもメリットが大きいと私は思います。

中退することで“退路を断つ”

中退することで、学生という身分がなくなるのは事実です。
しかしそれは、自分の人生を切り開く上で「退路を断つ」事にも繋がります。
1度でも留年するぐらいなら、中退して、自分自身が食べていくための現実的な選択を取っていくべきだと思います。

留年するのか、中退するのか、最終的にどの選択をとるかは自分自身です。
多くの人は留年をすすめることと思います。
ですが実際に両方を経験した私は、早い段階で中退して、現実的な職業選択に繋がるような行動をとるべきだと思います。

大学で留年するぐらいなら中退しろ!

無駄に留年をする人が減ることを願っています。

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