ファジサポの行動が地域住民に迷惑をかけ、クラブの存続を危うくしている

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先日、職場で、ある先輩と雑談していたときに、ちょっと聞き捨てならないなという話題が出たので、紹介がてら苦言を呈します。

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『ファジアーノは迷惑』と言う言葉

その日、ある先輩とおかやまマラソンについて何気ない会話 (1)マラソンのせいで交通規制かかるし、人も多いから、マラソンある日は仕事に行くのが大変とかそういう話 をしていましたが、その流れで出てきたのが
「ファジアーノは迷惑」
という言葉です。

どうやらその先輩はCスタからさほど遠くない場所に住んでいるとのことですが、試合日になると観戦者が行き交うため、かなり大変な思いをしているようです。
人が多いだけならまだしも、
「道端にゴミを捨てていく」
「道いっぱいに広がって住民にとっては邪魔な存在」
「渋滞もそうだけど、路上駐車が酷い」
「試合があるたびにファジアーノに迷惑している
」とのことです。
さらに、地域住民としてクラブにも何度も連絡して何らかの対応を取るように要望はしているようなのですが、なにも改善されないと憤りを覚えているとのことでした。

そして最後には吐き捨てるように「こんなんじゃファジアーノはファンも増えんし(クラブは)潰れるわ」と呟いていました。
以前ほど熱いサポーターではない私ですが、さすがにこれには何か言い返そうと思いましたけど、何も言えませんでした。

Cスタ周辺の住民に受け入れられなければクラブの未来はない

ファジアーノ岡山は(ごく稀にある津山開催を除いて)、岡山市北区いずみ町の岡山県総合グラウンド陸上競技場「シティライトスタジアム」でホームゲームを開催しています。
立地条件やさまざまな事情により、駐車場は総合グラウンドにあまりないため、近隣の駐車場(榊原病院やベネッセ、済生会病院など)を利用する形になっています。
また、JRを利用した来場者 (2)JR岡山駅までICOCAで来た場合 に対して、限定のグッズ (3)2019年度は限定ストラップがもらえる を提供することで自動車での来場を控えるような方向を打ち出しています。
しかし、車にせよ、公共交通機関での来場客にせよ、周辺住民が迷惑だと感じている状況は少なからずあるようです。

現状、岡山県内には、J1・J2の試合を開催できるスタジアムはシティライトスタジアムしかありません。津山はあくまで特例的な開催(のはず)です。
Cスタのある地域住民との共存・共栄はクラブにとって必要不可欠なことです。
もし周辺住民が「ファジアーノは出て行け」と行動を起こした場合、ファジアーノ岡山は最悪の場合、ホームスタジアムを失います。
現状でも、あまりよく思っていない住民は少なからずいます。
ファジサポの軽はずみな行動は、住民のみならず、回り回ってクラブにも迷惑をかけることになります。

「スタジアムの中でも外でも日本一のサポーター」を目指すべき

昨年から今年にかけてのサポーター団体分裂・DRB騒動もそうですが、「自分達の行動は、大局的に見たときにクラブのためになっているのか」ということを今一度考え直す時期では無いかと思います。
選手はJ1参入プレーオフへ向けて最後の戦いをしています。
サポーターは、スタジアム内での応援はもちろんですが、スタジアム外でも模範となるような行動を取り「スタジアムの中でも外でも日本一のサポーター」を目指すべきではありませんか?
中では熱く応援、外ではマナーを守って冷静に行動できるサポーター。それがクラブの未来を明るくするのではないかと、私は考えます。

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