5年目看護師が実践している手荒れ対策!(対症療法中心…)

スポンサーリンク

看護師にとってもはや職業病とも言えるのが「手荒れ」だと思います。
私も手荒れにかなり悩まされています。
時にはパックリひび割れて痛みを覚えることも…
そこで5年目看護師の私が日頃から実践している手荒れ対策を紹介します。対症療法的なものも多いですけどね…

スポンサーリンク

こまめにハンドクリームを塗る

基本中の基本と言える方法ですが、こまめにハンドクリームを塗るのが一番効果的です。
私はニベアの青缶を自宅に常備し、チューブタイプを職場の自分のレターボックスに入れています。主に手洗い後に薄く塗っています。
ただ可能であれば、アトリックスのハンドミルクの方がいいかもしれませんね。
アトリックスのハンドミルクは、ハンドミルクを塗ってから水で流します。
そのため、手洗いの流れで使用することができるので、わりと楽なのです。
ただ、職場だと私物を手洗い場に置いておくわけにはいかないので、かえって面倒くさいという……

手洗い後、水分をしっかりと拭き取る

“焼け石に水”的な対応にはなりますが、手洗い後に水分をしっかりと拭き取るのも手荒れ対策になると思っています。
手洗い後に拭き取りきれなかった水分が蒸発するときに、一緒に肌の水分も持っていってしまい、結果的に肌の乾燥が進んでしまうからです。
ハンドクリームを塗る余裕がないときでも、この部分を意識するだけでも違うと思います。

[対症療法]ヒビケア軟膏を塗って綿の手袋をつけて寝る

こまめにハンドクリームを塗っていれば手荒れは防げるはずなのですが、どうしても忘れてしまうことが多々あります。
油断していると、酷い手荒れ状態になって痛い思いをするわけです…orz
そんなときは、ヒビケア軟膏を塗って綿の手袋をつけて寝ます。
これを数日行うと、手荒れはかなり改善しています。
もっとも、寝てるときに手袋が取れていることもありますが、効果に問題は無いように思います。
肌荒れが落ち着いたら、例えばニベアなどを使ってもよいでしょうね。

手袋をつけて寝ると肌が弱くなる?

寝るときにハンドクリームなどを塗って手袋をつけて寝ると肌が弱くなると言う説があります。
これは、手袋の材質によっては弱くなるかもしれないと私は考えます。
人間の肌は不感蒸泄と言って、目に見えない形で水分が少しずつ外に出て行っています。
例えばビニール手袋やゴム手袋であれば、この不感蒸泄による水分が乾かないまま手袋の中に溜まってしまって蒸れた状態となり、肌がふやけてしまいます。ちなみに、私は実際に体験しています(苦笑
一方で、綿の手袋であれば、適度な通気性がありますし、材質的にも普通の肌着とあまり変わりませんから、そこまで問題にならないのではないでしょうか。
ヒビケア軟膏の場合は、手袋なしでも十分効果が見込めると思います。しかし、私はより効果を高めるために綿の手袋をつけています。翌朝の肌のプリプリ感は何物にも代えがたいです。

[対症療法]あかぎれにはコロスキンを使う

私の場合、手荒れ以外にもあかぎれが発生してしまうことが多いです。
あかぎれの場合は、コロスキンを使っています。
普通の絆創膏では、どうしても不潔になりやすいですが、コロスキンはその性質上、細菌が侵入しないので清潔に保つことができます。
確かに塗るときはしみますが……それがまたいいんですよねぇ…

[対症療法]ひびわれにはパーミロール

あかぎれレベルであればコロスキンで大丈夫なのですが、ひびわれになると、コロスキンでは対応できない場合が多いです。
特に指の関節部や手の甲にできた場合には、対象となる部位が広く、コロスキンでは追いつかない上、曲げ伸ばしによってすぐに剥がれたりコロスキン自体がひび割れてしまって、塗った意味が無くなってしまいます。
そこで、私はパーミロールを使用しています。
業務上、さまざまな場面で使用するのですが、防水性に優れていることと、ある程度伸びるので、関節部に使用しても邪魔に感じにくいので気に入っています。

ただ、欠点として端から徐々に剥がれてくる点が挙げられますね。
例えば手袋を付けたり外したりしていると、端の方が徐々に丸まってきて剥がれてきます。
そして粘着部が表に出てくると、だんだんと汚れて見苦しくなってきます……
こればかりはどうしようもないので、適宜、交換していくしかありませんね…

日々の努力が手荒れを防ぎます

看護師として仕事をしている以上、手荒れは職業病とも言えると思います。
ある程度はうまく付き合っていかなければならないと思いますが、しかし痛かったり痒かったりするのはやはりイヤな物です。
日々の努力が、手荒れを少しでも防いでくれます。