男性看護師が立ち会い出産を経験して感じた事をまとめた

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既にTwitter等では投げていますが、先日(5月12日)、我が家に長男が誕生しました。
妻の妊娠が分かってから出産に立ち会うつもりで、妻も了解してくれたため、当初より出産に立ち会うことにしていました。
陣痛よりも破水が先に来たり、真夜中の緊急入院となったり…といろいろありましたが、無事に長男の誕生の瞬間に立ち会うことができました。
そこで立ち会い出産を経験して感じた事をまとめてみたいと思います。

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純粋に感動した

語彙力がなくてあれですが、生まれてきた時は感動しました。
思えば、母性看護学の授業や母性実習で出産見学をした人達が「出産は感動する」としきりに言っていましたが、私は学生時代の実習では見学できていなかった(理由は後述)ため、いまいちピンときていませんでした。
しかし今回、長男の誕生に立ち会って、自分も感動を得ました。
妻のお腹の中で育ってきた我が子が、外に出てきて産声を上げる…神秘的な瞬間でした。

妻は強い、男にできる事はない

長男の場合、本格的な陣痛開始から誕生まで13時間ほどかかりました。
当然ですが、その間、妻は周期的に襲ってくる陣痛と戦っていました…
しかも本来は頭の直径が一番小さいところを通さないといけないところ、一番大きいところを通そうとしてつっかえたような状態が4~5時間は続いていたと思います…

そんな状態の妻に私ができることは、そばにいることぐらいしかありません…
途中で助産師さんにマッサージ方法を教えられてやっていましたが、タイミング等で妻から「いまはいい!」などと言われることもしばしば……
ほんと、出産の場面では男ができることはないんだなと痛感しました……

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ある意味で学生時代の復習だった

ここまではおそらく立ち会い出産を経験した多くの男性が感じる事では無いかなと思います。
一方で男性看護師として感じたことととして、妻の妊娠〜出産(そして育児にいたるまで)を通して、学生時代の復習と感じる場面が多くありました。
エコーで見る胎児(=息子)の成長であったり、妻の体型の変化であったりは「そういえば学校で習ったわ」という場面が多くありました。
ただ、正直な所、普段は高齢の患者さんしか見ていないこともあり、母性・小児領域はかなり忘れていましたね…

ただし母性実習では出産見学できていないので…

私の場合、母性看護実習の際に出産見学はできていませんでした。
これは別に男子看護学生だからというわけではなく、実習期間中に出産がなかったからという理由です。
一応、デモストや授業で習ってはいますが、実際に見学するのとは違います。
そのため、看護師と言えど出産に立ち会うのは初めてですので、出産全体の流れが把握できていませんでしたね…
ただ、息子が生まれた病院の助産師さん曰く、「実習で見学してないほうが逆にいいと思いますよ」とのことでした。下手に事前の知識があると逆にそれが邪魔をしてしまう…的な意味ですかね…

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チャンスがあるなら立ち会うべき

いずれにせよ、今回、長男の誕生に立ち会った瞬間から、父親になるんだなという自覚が芽生えたような気がします。
確かに出産自体は生々しい場面ですし、知らなければ「えっそんなことするの…」と感じるような場面もあるかと思います。
ですが、パートナーの出産というできごとは一生のうちで何度もあることではありません。場合によってはそもそもそういう機会がないことだってあるでしょう。
ですので、やはり貴重な機会として、チャンスがあるなら男性の皆さんにはぜひ立ち会い出産を検討してもらえたらなぁ…と思います、。
私自身は、息子が大きくなって、「あなたが生まれた時はこんな感じだったんだよ」と話せる機会を楽しみにしています。

なお、この記事を投稿した5月23日現在では、生後10日がすぎ、子育ては簡単ではない…と感じる事もありますが、長男はほんと可愛いです。
親バカかもしれませんが、ほんと、一つ一つが可愛い…
私の両親がよく「あなたが小さい時はほんとに可愛かった」と話す気持ちがなんとなく分かったような気がしますw
そして、似なくてもいいところが似てしまったなぁ…と思うこともあります (1)これについては書ける機会があれば書くかも…) が、それでも我が子かわいいです。
とりあえず、妻の母乳はちゃんと乳房から飲んでくれ(

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