私が男性看護師として働いて感じた5つのメリットと9つのデメリット

看護師として働き始めてまもなく5年目を迎えます。
5年も働いていれば、男性看護師として働く上でのメリットやデメリットを感じる事があります。
そこで働いていて感じたメリットとデメリットをあげてみたいと思います。

なお、あくまで私が働いて感じた事ですので、職場によっては全く違う場合もあり得ます(;・∀・)

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メリット

1:他の人に覚えてもらいやすい

私の勤務する病院はそこそこ男性看護師がいる方だと思いますが、それでも絶対数が少ないです。
そのため、院内で男性看護師は目立つ存在です。
実際、男性スタッフであれば名前が分からなくてもどこの病棟の人かだいたい分かります。
医師からも「あの坊主に伝えといて」などと言われることもあり、存在を覚えてもらいやすいのではないかと思います。
また、患者さんサイドとしても、やはり男性は目立つのか、名前を覚えてもらいやすいと感じています。
少し認知症が入った患者さんでも、覚えてくれているのか「こばしさん」と呼んでくれることがあります。

2:男性なら…と言ってくれる患者さんがいる

少し興奮状態にある患者さんであっても、男性看護師が関わると落ち着く場合があります。
また男性スタッフならかまわないと言ってくれる場合もあります。
こういう場合はほんと男性看護師でよかったと思います。

3:長期的な勤務を期待される

前の師長に言われたことですが…
「男性の場合は、産休や育休を取らないので、職場としては長期的な勤務を期待しやすい。」
…そうです。
女性の場合は、結婚・出産・育児で長期の休業や夜勤の制限などが出てくることが多く、職場としてはそのあたりも考慮しなければなりませんが、男性の場合は、そういった事が無いということですね。

まぁ、私、育休取るつもりですけどね←

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4:今後のキャリアを想像しやすい

私の職場では、男性看護師として長く働いている先輩が多く、男性の師長や主任・副主任もいます。
そういった人がいるため、今後、この職場で働いていく上で、男性看護師としてどういったキャリア形成ができそうかという部分を想像しやすいです。
現場におけるスペシャリストを目指すのであれば、彼らのようになれるのではないかと想像する事ができますね。
また、男性の師長などがいなくても、基本的に看護師として長く働いていると、どのようなキャリアを詰めるかが先輩達を見て想像しやすいと思います。

5:周りに女性が多いので可愛い人がいる(かもしれない)

まぁこれは事実なので(苦笑
私は妻とTwitterで出会っていますので、職場での恋愛的な意味での出会いというのは意識したことが無いです。しかし、やはり女性が多いことから一般的に可愛い人や素敵な人はいますよね。
ただそういった人が独身かというと必ずしもそうでは無いのもまた事実です…
私の職場ですと、むしろ既婚者の方が多いのではないか、と思いますしね…

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デメリット

1:ミスをすると目立つ

これはいかんともしがたい事実でして…
どうしてもミスは目立ちます。特に男性は絶対数が少ないためちょっとしたことでも目立ってしまいます。

2:新人いびりのターゲットにされやすい(気がする)

私の場合、新人時代にある先輩から新人いびりのターゲットにされていました。当時はそうは思っていませんでしたが…
やはり絶対数が少なく、また目立ってしまうため、ちょっとしたミスでもすぐにターゲットにされてしまうのではないでしょうか

3:医師と間違えられる

面会に来た家族や、患者さんから「先生」と呼ばれることがよくあります(;・∀・)
名札にちゃんと「看護師」って書いてあるんですけどなんでなんですかね…
病院にいる男性は医師という先入観がまだまだ多いように思います。

4:休憩時間などは空気に徹する必要がある(こともある)

看護師の休憩時間ってどんな話してると思います?
時々、えげつないネタ(下ネタも含む)が話されるんですよ、昼間っから…
もはや空気に徹しておく方が無難です。
それでもネタを振られたり、詮索されることもありますので、流します。

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5:男嫌いの患者さんの看護ができない

私の勤務する病棟でも何人か男嫌いの患者さんがいます。
女性のスタッフだとものすごい良い笑顔なのに、男性が関わると途端に鬼のような顔になったりとか…
そういう場合は、女性スタッフに変わってもらう事があります。
まぁ、男性の方が良いという患者さんもいますし、ケースバイケースで関わるって事なんでしょうけどね。

ちなみに、私の病棟では、時に夜勤看護師(2人)が男性だけということがありますので、そういうときは仕方ないので声かけをしつつ看護します……しんどい…

6:(事実上)勤務出来ない診療科がある

産婦人科は絶望的に勤務は無理ですよね…
看護実習の時の経験ですが、男子看護学生は産婦人科の外来見学は不可でした…

7:力仕事が回されてくる

私は別に鍛えているわけでも無い、ごく普通のデブなので、さほど力があるわけでは無いです。
しかし、女性が多い職場ですので、女性に比べれば力があると見なされて、重い物を運んだりとか、患者さんを支えたりと言った仕事が回されてくることがあります。
職場的には男性がいるメリットなんでしょうけど、本人的にはデメリットかな…と感じます。

8:暴力などのリスクがあるとすぐに呼び出される

これも上記の力仕事に関連しますが…
他病棟で患者さんの暴力によるトラブルが起こったり、あるいはそういったリスクがある患者さんに対しての処置を行ったりする場合に、男性職員がかき集められるという事があります。
私の職場では、その日に出勤している男性職員がどこの病棟にいるかを事務課、夜間であれば当直師長が把握しているらしいという話もあります。
そのため、呼び出しがかかることがたまにあります…まぁ毎日あるわけではないんですけどね…

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9:同年代の男性よりも年収が低くなる

ある意味一番の問題点ですね、これ。

20代男性サラリーマンの平均年収は、365万円だそうです。(2018年DODA調べ、以下サラリーマンについて同じ)
一方、20代前半の男性看護師は380万円、20代後半ですと450万円です(政府統計、以下看護師について同じ)
20代だとむしろ看護師の方が給料が良いんですね。

これが、30代になりますと、サラリーマン487万円に対し、看護師460〜480万円
ぎりぎり平均です。

そして年数を重ね、40代になると、サラリーマン587万円、看護師515〜540万円
50代ですと、サラリーマン707万円、看護師540〜560万円。これはひどい……
長年勤務しても平均年収からは置いていかれるという状況です。

もちろんこの数字は平均ですので、中にはもっと稼いでる看護師、稼げていないサラリーマンはいることでしょう。
しかし、看護師は平均的に給料が上がりにくいのです。

男性看護師は、ここまで述べてきたように力仕事を任されたり、長期的な勤務を期待されることもあったりします。しかし、看護師として仕事をしている以上、男女関係無く同じような給料です。
給料の違いは、役職による物の他、夜勤手当・時間外手当の有無、上司の評価による昇給幅の違いといった部分にしか出てきません。
夜勤や時間外勤務を多くこなせば確かに給料はあがります。
しかし、それにも限界があるのは…明白ですよね。
稼ぐと言う部分では看護師は“おいしくない”と言えます。

それでも男性看護師は増えて欲しい

メリットだけでなくデメリットも多い男性看護師ですが、現場で働いていると看護師でよかったと思うことも多いです。
患者さんに覚えてもらえれば、その後の援助をスムーズにしやすいですし、仕事で覚えた技術は、家庭で使えることもあります。
ぜひ、仲間が増えて欲しい…こう思います。

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